節の見分け方
節の見分け方に関わる試験材料は事欠きません。日頃から英語の構造を読む練習をしていると、見分けもつきやすくなります。
THAT節の見分け方
- I watched the game that they won today.
the game を修飾する形容詞節 "they won today." →the game が抜けている - I am surprised at the fact that this is their first game.
the face と同格の同格節 "This is their first game." → 完全な文 - They practiced so much that they won today.
結果を表す副詞節 - I am surprised that this is their first game.
感情の理由を表すTHAT節(副詞節) - It was unlikely that they won the game today.
実質的主語のTHAT節(名詞節) - I can't believe that this is their first game.
believe の目的語(名詞節) - It seems that this is their first game.
文の補語(名詞節)
形容詞節の場合、必ず名詞(先行詞)があり、節の中身は先行詞の部分が欠けている不完全な文です。
混乱しやすいのが、名詞を修飾しているように見える同格節ですが、同格節は完全な文として成立します。
同格節と形容詞節
同格の名詞節 と形容詞節の見分け方は、節内の文の構造を見ます。
I don't believe the news that she killed her husband.
Sshe Vkilled Oher husband. (THAT節内は完全な文:名詞節)
I don't believe the news that she told me.
Sshe Vtold IOme DO(the news). (TAHT節内は不完全な文:形容詞節)
1つ目の文は、the news を説明する同格のTHAT 節。節内の文だけを抜き出しても、文として成立します。
2つ目の文は、the news を先行詞とする形容詞節です。先行詞の the news を入れないと、節内は完全な文になりません。
副詞節
結果を表す副詞節の場合、so, such が主文に存在します。節の中身も完全な文です。
感情の理由を表すTHAT節は、主文に感情を表す形容詞があります。このTHAT節は、副詞節、名詞節、両方の立場があります。使い方の違いを聞かれることがあっても、節の種類を聞く事はまずないと思いますが、日本の参考書では副詞節の立場を取っている事が多いようです。
名詞節
IT IS 形容詞 THAT節のタイプになる形容詞はだいたい決まっています。仮主語(形式主語)のITで、THAT節が実質的な主語となります。主語になるという事は、名詞節です。
文の要素になる名詞節は、文構造がキチンと読み取れれば問題ありません。節の中身も完全な文です。
THATは、このほかにも指示代名詞として使われたり副詞に使われたりと、活躍頻度の高い単語です。日本語訳よりも、英語の構造を読む練習を取り入れた英語学習に取り組めば、違いがキチンと身につきます。