Reported Speech - 間接話法
名詞節・間接話法は英語的思考の理解と練習になります。時制、助動詞が理解できたら、ここで名詞節を勉強しましょう。
名詞節は名詞の役割をする節で、文の主語、動詞や前置詞の目的語になります。
ま、理屈云々より、間接話法がわかれば、名詞節の仕組みがわかります。
間接話法は、英語で "Reported Speech" と言います。日本語では
ノリコが、鈴木さんのこと知らないと言っていたよ。
と、ノリコのその時点の立場になって言うのに対して、英語ではあくまでも、現在の自分の立場から、彼女のその時点の立場を見て
Noriko said she did not know Mr. Suzuki.
と言います。
この、現在の自分の立場から動かずに見る…という考え方を理解すると時制の一致なんて法則は実は存在しないことに気付きます。
英語では現在の立場から過去を見て、ノリコが過去に鈴木さんを知らなかったから過去形なのです。
この間接話法、日本語のように立場をコロコロ変える言語から理解するのはとても難しい感覚です。常に自分の立場を動かさずに、状況説明する訓練が必要です。
ちなみに、英語では、直接話法は、視覚的で臨場感ある表現になり、会話で物真似をしながら話す時は、直接話法です。