副詞節と副詞句(分詞構文) - Adverb Clause and Adverbial Phrase
副詞節は、時・条件・因果関係・様態・対照表現などを表す節です。
こんな風に言うと、ちょっとややこしいですが、
「腹が立ったので、彼とは口を聞かなかった(因果関係)」
「知ってのとおり、彼はもうここにはいない。(様態)」
というように、日常良く使う表現です。
慣用句を除いて、日常会話では節を使うのが一般的ですが、書き言葉では分詞構文も良く使われます。
分詞構文は名前からして難しく、ワケわからないと感じている方も多いと思いますが、副詞節の文を、副詞句にする練習をするすると、表現方法として身につきます。
Because I was upset, I did not talk to him. (副詞節)
Being upset, I did not talk to him. (分詞構文[副詞句])
日本人のしがちな間違いやRun-On-Sentence で説明していますが、英語は1 sentence 1 thoughtが原則で、節がありすぎると読みにくくなります。
ですから、節を句にしたは、副詞節を副詞句(分詞構文)を上手く活用した方が読みやすいのですね。それと、分詞構文には前の文と上手く流れを作る作用もあります。副詞節や分詞構文をマスターしたら、次の章で上げる接続詞も参照しながら、流れるような文の書き方を是非習得して下さい。
分詞構文は、受験英語やTOEFL等のテストの出題率が高いです。副詞節との書き換え練習は、テスト対策にもなりますよ。