前置詞の感覚
前置詞 "preposition" を英英辞書で引くと、
"a word that is used before a noun, pornoun, or gerund to show that word's connection with another word, such as 'of' in 'a house mad of wood', and 'by' in 'We open it by breaking the lock'"
と載っています(ロングマン現代英英辞典)。つまり、前置詞は言葉と言葉をつなぐ役割を果たします。
熟語が沢山ある前置詞ですが、残念ながら、中々感覚は身に付きません。ただ、日本語訳をせずに、文毎覚えるようにすると、パターンが何となく見えてきて、だんだん的中率が上がります。
前置詞を学習する時は、色々な前置詞をとる動詞を注意してみましょう。
例えばの"agree"のように、「何」に同意するかによって前置詞が変わります。
"agree to a proposal, with a person, with a oppinion, about a situation, on a topic"
方向を示す【TO】。 「一緒」という意味の【WITH】といった感覚が見えてきますね。ちなみに、"I agree to your proposal with you." なんて言い方はしません。念のため。
前置詞の用法
前置詞は、言葉と言葉の関係を表す役割を果たします。主に時間と場所の関係を表します。
I have lived in New York for eight years.
その他に、特定の動詞や形容詞、名詞・動詞の関係を表すこともあります。
Everybody says that I look like my mother.
I am afraid of heights.
I recieved a phone call from my sister last night.
前置詞は、名詞、代名詞、動名詞、名詞節を取ることができます。代名詞の場合は、目的格です。
I do not know about him.
I have been thinking about what you said.
I am looking forward to seeing you again.
前置詞 "to" の後の動名詞は、"to-不定詞"との絡みでテストに出やすいので、気をつけましょう(詳しくは動名詞と不定詞を参照)。
並立表現
テストの間違い探しや、英作文で気をつけたいのが、PARALLEL FORM。並列表現の際は同じ前置詞を省きます。
She stays this cottage in summer and in winter.
I am interested in theater arts and in painting.
ただし、違うイディオムや違う意味の前置詞を使う場合、省いてはいけません。
I am fascianted by and interested in the theater arts.
He is looking for his watch for four hours.