接続詞の使い方
接続詞は、2つの関連する文をつなぐ役割をします。この2つの文は同等に重要で、主節・従属節のように、重みの違いはありません。
接続詞を上手く使えるようになると、ブツブツ切れていたような文章が流れるようになります。ただし、文法上の使用法の決まりがありますので、注意が必要です。
困ったことに、この接続詞の用法、人によってそれぞれいう事が違います。日本語もそうですが、英文法も細かくなってくると解釈の違いがでてくるようです。
新聞や、小説等では、下記のルールに当てはまらない書き方をしている事が多々あります。字数の関係や、著者の一つの表現選択なのでしょう。
とりあえず、ここでは、信頼のおける先生や文法書に言われている事を中心に、基本的な事のみに触れます。
基本とはいえ、この接続詞をキチンと使うのはかなり至難の業です。 日本語と英語の文(sentence)の感覚が違うので、当然接続詞の感覚は違います。日本人の英語は接続詞を多く使いすぎる傾向があります。
日本人に限らず、会話や会話調で書かれた日記などは AND や BUT を多用しがちです。
きちんと読みやすい文、整理整頓された思考を表す必要のある論文やビジネス文書では、「英語訳型」の接続詞の使い方は通じにくいです。
わかりやすい英文を書くには、まず、「短文」をキチンと書く練習をし、それから、流れを作るように、接続詞の使い方をマスターするようにした方が良いでしょう。