Sentence の感覚
SENTENCE とは、主語+述語のある、ある行動・思考・状態等を表した「文」です。主語+述語がいくつもある文、無い文は文法上間違いになります。
ここでは、Fragments や Run-On Sentences、そして、英語の句読点について解説します。
句読点を上手く使いこなすと、単調な表現から抜け出せるようになります。
Parentheses ()、Colon (:)は、文章をすっきりとさせる効果がありますし、Dash (—)はドラマティックな演出効果があります。 文章の印象は Semicolon (;)や、Comma (,)、Period (.) の使い方次第で、変えることもできるのです。
とはいえ、英語の句読点の用法は、日本語とは異なりますし、ルールはとても厳密です。それ以前に、英語の「文」の感覚を理解しないと、ルールを飲み込むのも用意ではありません。
Fragments や Run-On Sentences は英語母語の学生用テキストにも載っており、ネイティブも、1 sentence 1 thoughtの感覚に注意する必要があるのです。
ましてや、日本語から英語に直している限り、この感覚は身につきません。特に節を覚えだすと文が込み入りやすくなります。英語の文法だけでなく、英語感覚を身に付けるように、ルールに注意しましょう。
ただし、一番大切なのは間違いを恐れず書く事です。英文のルールはあくまで頭の片隅にいれる程度にし、まずは書きましょう。間違いを正すのは「書いてから」。これが学習の基本です。
複雑なセンテンスを書く作家はたくさんいますし、新聞・雑誌・小説でも、Fragments、Run-On Sentencesをよく見つけます。ミスというよりは、筆者の「表現」に対するこだわりで、その英語的感覚が身につくまでは基本に徹するよう心がけましょう。