句読点の使い方
意外と知らない句読点の使い方。しっかり自信をもって使う為に、確認しましょう。句読点の細かいルールは、書式によって変わってきます。ここでは、一般的なルールについて触れていきます。
アポストロフィ Apostrophe (')
Apostrophe (')は、 所有や省略を表す時に使います。
This is Tom's house.
I'm a student. =I am a student.
We're going to school. =We are going to school.
省略を表すApostrophe(')は小論文やビジネスレターなど改まった文章では使いません。必ず、"I am", "We are"等、キチンと書きましょう。
引用符 Quotation(")
引用符(")は 話や文章を引用する際/特別な意味を持つ言葉を表す際に使います。 Quotation(")を閉じる際にピリオド(.)やカンマ(,)がある場合は、を打ってからQuotation(")で閉じます。
He said, "I want to go to Hawaii."
I have trouble pronouncing "r" and "l."
Quotation(")のある文を引用する際は、引用する文のQuotation(")部分をSingle Quotation(') にします。
She said, "I heard somebody said, 'help me.'"
She said, "I practice to pronounce 'chi' and 'tsu' every day."
ハイフン Hyphen(-)
ハイフン(-)は、スペースを空けずに使う点に注意してください。
- 2つ以上の単語を一つの単語にする時
-
a well-known program
a two-year-old boy - 単語の途中で改行する時
- 例 un·der·stand
under-
stand
改行する際単語を区切る時は、必ず音節で区切ります。何処で区切って良いわけではありません。辞書を見ると、単語の間に(·)があります(無い辞書は捨てましょう)。これが音節の区切り目です。
un-
derstand
でも構いませんが、2、3文字程度なら単語ごと改行した方がすっきりします。
詳しいハイフン Hyphen(-)の使い方は、複合形容詞のハイフンのルールを参照して下さい。
スラッシュ Slash (/)
関連性・選択肢を示す
スラッシュ Slash (/)は、関連性や選択肢を示す時に使います。スラッシュ(/)の間にスペースは入れません。
Every citizen reserves the right to express his/her opinion.
Students will receive their pass/failure result within a week.
この用法は、フォーマルな文書では推奨されません。キチンとor 等で表現する方が正式とされています。
略を示す
単語やフレーズを省略する場合に使われることがあります。
w/o (without), w/ (with)
c/o (care of)
詩等の改行を示す
詩や歌詞を引用する際、改行位置を示す為に用います。この場合スラッシュ(/)の前後にスペースを入れます。
Shakespeare wrote, "To be or not to be, that is the question: / Whether 'tis nobler in the mind to suffer / The slings and arrows of outrageous fortune / Or to take arms against a sea of troubles, / And by opposing end them?"