Run-On Sentences
Run-on Sentencesとは2つ以上の文が、間違った句読点や接続詞無しで続いている文を言います。
× I was in library, I was quiet.
× It was cold, I did not go out.
上記の文は接続詞で主節+主節にするか、主節+従属節にする必要があります。
I was in library, so I was quiet.
Because it was cold, I did not go out.
英語の場合、1 sentence 1 thought が原則です。
× 従Even though I wanted to sleep again, 従because I was afraid of being late for class, 主I stayed awake.
「従属節+従属節+主節」は御法度です。英語母語の人は、"Even though…" の後に "because…" を見た時点で、「何が言いたいの?」と混乱します。
「主節+主節+従属節」もわかりにくい、と言われます。特に因果関係や比較を表す節だと、どちらの文と従属節が関連しているのか解り難いのです。
例文2 △ 従Even though I wanted to sleep again, 主I stayed awake, for 主I was afraid of being late for class.
例文3 〇 従Even though I wanted to sleep again, 主I stayed awake 従because I was afraid of being late for class.
上記の例文2は、「起きていた」と「遅刻したくない」が主節、「眠りたかった」が従属節の行為です。
例文3は、「起きていた」が主節、「遅刻したくない」と「眠りたかった」が従属節。
例文3の方が、「眠りたかったけれど、起きていた。」「遅刻したくないから起きていた」という関係が明確です。
それに対して例文2は、「眠りたかったが起きていた」と「遅刻したくない」は同等ですから、3つの行為の関係性がはっきりしません。
例文4〇 While I wanted to sleep again, I was afraid of being late for class; therefore, I stayed awake.
例文4は、Semicolonを使うことで、「眠りたかったけれど、遅刻したくなかった」結果として「起きていた」という関係をすっきり表しています。
英語の場合、主節と従属節の関係がとても厳密です。
1 thought 1 Sentenceの感覚は、日本文から英文を作っている限り身に付きません。特に、込み入った表現が出来るようになってきた当たりが要注意。"Simple is the best." を忘れずに。
接続詞の用法はConnectives 参照して下さい。