時間関係を示す前置詞 - Prepositions of Time
場所の関係を表す前置詞を時間に使うこともあります。前置詞の持つ感覚は同じです。
AT, ON and IN
【AT】は時間、【ON】は日付け、【IN】はそれ以上の長さの時に使う、と覚えている人いませんか？それはちょっと違うのです。
AT
【AT】のイメージは「点」。そこから転じて、特定の時間を表す時に使います。
The party started at noon.
The plain departed at 12:15 p.m.
He is at lunch now.
I often works at night.
ON
【ON】はある特定の日のある時間を示す時に使います。
My friend is comming on Monday.
I had an accident on my birthday.
IN
【IN】はある一定の時間内のある時間を示す時に使います
My nephew was born in 1999.
I will be with you in a second.
He likes to jog in the morning.
We were told to do this in a day.
【IN】は、一定時間内のある時間という意味。1999年に生まれた甥っ子ですが、1999年のある日、ある瞬間です。
"in a second" は比喩表現で、文字通り１秒以内ではありませんが、やはり、「一定期間内のある一時」という感覚。
AT と IN の使い分け
"at night" と "in the night" はどう違うのでしょうか。
morning, afternoon, evening という時間は、in the morning のように、【IN】を使うのですが、nightは、【AT】を使います。dawn, sunset, なども、【AT】ですね。
これは、morning, afternoon, evening が「時間」として認識されているのに対して、night, dawn, sunset, は、「一時的な状態」の感覚が強いためです。その状態である特定の時間だから 【AT】を使います。
人類の歴史の中で、夜活動するようになったのは、まだまだわずかですから、night のそうした言葉の感覚が残っています。
けれども、night を「時間」として捉える感覚の表現も出現しています。そうした感覚を、in the night で表現しているようですね。
ちなみに、in the morning とは、午前０時から、午後０時直前までを指します。
I went to bed at 2 o'clock in the morning.
日本語の「朝」とは感覚が違うので、お気を付けを。
