形容詞+that節 − Adjectives followed by That-Clause
感情や意志を表す形容詞は、that節をともなって使われる事が多いです。また、clear, possible 等、it is ...that 節を取る事の多い形容詞も沢山あります。
ここではこうした、that 節をとりやすい形容詞について解説します。
感情・意志を表す形容詞 + THAT節
「来てくれてうれしいよ。」「行かれなくて残念です。」
こんな風に、感情を表す時、その理由を一緒に表す事多いですね。英語では
形容詞+that節
で、感情の理由・根拠を表します。この表現では人が主語です。
英語の常として、まず「私はうれしい」「私は悲しい」と最初に感情を表現し、その後に THAT-節 で理由や判断の根拠を述べます。THATは、省略可能です。
I am glad that you came.
I am sorry that I cannot come.
I am proud that she passed the exam.
主節の時制とTHAT節の時制の関係に注意しましょう。間接話法の作り方で習ったとおり、英語では過去完了形を使って過去の行動の前後を表すのでしたね?
I was afraid that she would need to buy a new car.
I was sure that he had heard about it.
THAT-節を取る形容詞、取らない形容詞があるので、辞書でキチンと確認するようにしましょう。ここではTHAT節をとる代表的な例を挙げます。
happy, glad, pleased, satisfied, thankful, grateful, proud, ashamed,
sorry, sad, disapointed, angry, mad,
afraid, scared, frightened, terrified,
excited, surprised, amazed,
confident, certain, positive, sure, aware, conscious,
worried, anxious, concerned, etc
not sure, not certain などは、THAT-節 だけでなく、IF-節 や WH-節を取る事もできます(間接話法-質問$middot;命令参照)。
I was not sure if she would come.
I am not certain what he is doing now.
ちなみに感情の理由を表すTHAT-節は、名詞節、副詞節の2通りの解釈があります。
名詞節の場合、形容詞の後の前置詞が省略されていると考えます。副詞節の場合は、because等と同様の意味という解釈です。私個人は前置詞を省略した名詞節という説明がしっくり来ます。