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分詞の形容詞的用法 - Adjectival participles

形容詞句は形容詞節より使用頻度の高い役立つ表現方法。主語・述語の少ない方が文はスッキリ見えます。

まずは形容詞句の作り方を見てみましょう。分詞について分からないという方もこの方法からだとすっきり理解できるかもしれませんよ。

形容詞句の作り方

形容詞節を形容詞句に変える方法を見てみましょう。形容詞句化できるものは主格のWHO, THAT, WHICHです。

BE-動詞の場合

形容詞節の動詞が BE動詞の場合、関係詞とbe動詞を省略します。

  1. Tokyo, which is the capital of Japan, has about 13 million population.
    → Tokyo, the capital of Japan, has about 13 million population.
  2. Amy is the person who is responsible for the customer service.
    → Amy is the person responsible for the customer service.
  3. The book which is on the table is mine.
    → The book on the table is mine.
  4. Be sure to follow the instructions that are given below.
    → Be sure to follow the instructions given below.
  5. The people who are waiting for the bus are getting annoyed.
    → The people waiting for the bus are getting annoyed.

BE動詞だけの形容詞節は、形容詞句の方が読みやすいです。

1番は、形容詞節を同格に変えた表現。

2番は、形容詞が後ろからかかる、後置修飾に変えた表現。

3番目は前置詞句に変えた表現。

4番目は、受身形の節を過去分詞の形に変えた言い方です。

5番目の文は、進行形の節を現在分詞に書き換えた文。下記の一般動詞だけでなく、進行形も現在分詞に置き換えられます。

過去分詞か現在分詞か、悩みますし間違えやすいですが、節に直してみると、わかりやすくなります。常に主語と動作の関係を意識する事は大切です。

形容詞句でもう一つ注意したいのが、英語の名詞は前から説明するのと、後ろから説明するのでは、多少ニュアンスの違いについて。

My counselor recommended an English course, which was expensive.
× My counselor recommended an English course expensive.
○ My counselor recommended an expensive English course.

後置修飾になる構文はある程度決まっていますので、"an English course expensive" のような言い方はしません。

形容詞節の文は、「薦められたけれども、高い」という意味で、"an expensive English course" は「高いコースを勧めた」という意味になり、両者の場合少しニュアンスが異なってきます。

形容詞節がなんでも形容詞句かできるとは限らないので注意しましょう。

普通動詞の場合

形容詞節の動詞が 普通動詞(一般動詞)の場合、現在分詞(-ing 形)にします。

  1. Anyone who wants to come is welcome.
    → Anyone wanting to come is welcome.
  2. There were people who waited for the bus.
    → There were people waiting for the bus.
  3. English has an alphabet that consists of 26 letters.
    → English has an alphabet consisting of 26 letters.

ANYONE, EVERBODY, THOSE等は形容詞節で限定する表現の方が一般的です。

一方、There is/are 構文や、第五文型をとる構文は、形容詞節よりも分詞表現の方が一般的です後置修飾を取る事の多い構文参照)

単語や構文によって表現方法が違う点に注意して下さい。

また、分詞には、形容詞句と副詞句の違いが見えにくくなるなどの欠点もあります。

John, who attended that school, received a good education.
→John, attending that school, received a good education.

現在分詞を使った文は「あの学校に通っていたから」なのか、「通っていた時」なのか、「通っていた、ジョン」なのか、わかりにくいですね。形容詞節なら「付加情報」なのが明らかです。

節を句に変えるのは、「読みやすさ」のため。意味が通じにくくなる場合は、節を活用するようにしましょう。

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