基本文型 - Basic Grammar Terminology
S=主語, V=述語, O=目的語, IO=間接目的語, DO=直接目的語, C=補語
S+V+O 第三文型
第三文型は、S+V+O 「誰・何は どうする」「誰・何を」型。
「私は欲しい」「私は見た」と言われると、「何を?」と聞きたくなりますね。この何を?が対象物、目的語になります。
ただし、日本語で「〜を」と言っても、英語で目的語を取るとは限りません。「怪しいな…」と思ったら辞書で調べる習慣をつけて下さい。
目的語には、名詞(名詞相当句)がなります。形容詞、前置詞句はなりません。
sI vread oa book.
「私は読む」「ある本を」
sThe child vwants oa toy.
「その子供は欲しい」「あるオモチャを」
sThe birds vhave ofeathers.
「鳥は持つ」「羽を」
第三文型は、名詞節が目的語になったり、目的語の名詞に色々修飾語がつくと意味が読み取りにくくなりがちです。
sI vneed oa pen to write my name down on the paper.
「私は必要とする」「ペンを」「書くための」「名前を」「紙に」
"to write"以下は "a pen" の用途を説明するto-不定詞です。
sI vsaid othat I needed a pen.
「私は言った」「私は必要とすると」「ペンを」
"that"以下はSAY の目的語の名詞節です。
構造読みを取り入れながら学習すると、こうした複雑な文にも慣れやすいのでお勧めです。
文型の見分け方
英会話のための英文法学習では『文型を見分ける』必要はありません。「誰が(何が)どうする」の後にどう情報を補っていくかを身につければ十分です。
第一文型との違い
第一文型と第三文型は、目的語をとるか否か、つまり自動詞か他動詞かの違いです。
「私は行く」「私は住む」と言われると「どこに?」「いつ?」と場所や時間を聞きたくなりますが、「行く」「住む」という行為自体は、対象物がなくても「主語がどうする」だけで意味が通じます。
一方、第三文型の動詞は対象物がないと「何を?」と聞きたくなります。
ただし、LAUGH, LISTEN, MARRY, APPROACH 等、日本語と英語で必ず呼応しているわけではないので、間違えやすい動詞には注意して下さい。
第二文型との違い
第二文型は主語(S)=補語(C)が成り立ち、
第三文型は主語(S)≠目的語(O)が成り立つという説明を聞いたことがあると思います。
だいたいその感覚で対処できますが、時々それでは理屈が合わないこともあります。
sHonorificabilitudinitatibus vmeans othe state of being able to receive honors.
「Honorificabilitudinitatibusは意味する」「状態を」「受けられる」「名誉を」
sHe vlikes ohimself
「彼は好きだ」「自分を」
意味を考えると S=O になりますが、どちらも第三文型です。再帰代名詞を使ったLIKE の方は何となく第三文型とわかっても、MEANの方は納得できない方もいるでしょう。
第二文型と第三文型の違いは、動詞が補語を取るか目的語を取るかの違いです。
補語と目的語の決定的な違いは形容詞は目的語にならない点です。一方、形容詞と名詞どちらも補語なる事ができます。
MEANやLIKEは、名詞しかとらない他動詞なので、第三文型と言うわけです。
繰り返しになりますが、文型のこうした細かい理屈は英会話では必要ではありません。「誰が(何が)どうする」の先をどうやって繋げていくか…、その発想を整理するのに文型を活用して下さい。