基本文型 - Basic Grammar Terminology
倒置
「主語・述語」が英語の語順の基本ですが、特定の副詞が文頭にくると主語(s)と動詞(v)の位置が逆転します。
There vwere smany people watching a movie.
Herevis syour book.
Only after the phone rang vdid sI realize that I had fallen asleep.
Never vwill sI speak to him again.
Rarely vdo sI go to movies.
Hardly ever vdoes she come to class on time.
Seldom vdo sI sleep past 10 o'clock.
Neither vdo sI go to movies, nor vdo sI go to restaurants.
倒置構文は難易度の高い英文法のように感じると思いますが、実は初級レベルで出てくるTHERE IS, THERE ARE も「倒置表現」の一種です。
「表現を覚えてから英文法学習」する方が、英文法ばかり勉強するより英語ができるようになるという理屈、少し理解して頂けるでしょうか。
倒置表現は、「副詞が文頭に来ると、切っても切れない仲の動詞が引っ張られ主語の前にくる。」と表現した知人がいます。
THERE IS/ HERE IS の文は慣用表現と言った方が良いですが、その他の倒置構文はその気持ちを理解するようにすると、難しさが半減します。
会話文が文頭にくると動詞と主語の位置が変わる表現は、文語調の響きを持ちます。
O"No, " Vsaid sTom to his girlfriend, o"I have to go right now."
O"To be or not to be," Vwrote sShakespeare, o"that is the question."
通常の文と倒置構文の文では趣が大分異なります。そんな雰囲気の違いが理解できるように英語を沢山聞いて読む『インプット』を忘れないで下さい。