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WITHの意味

感情・行為等の相手

【WITH】は感情や行為の向かう側を表す時に使います。「愛する」「怒る」といった感情の「相手」を【WITH】で表します。

He's in love with Nancy.
She thinks you are angry with her.
Be careful with the glasses.
She approached me to trade with us.

一緒に怒るのではなくて、怒る感情の向く先を【WITH】で表しますが、「怒り」が強いと【AT】を使います。

problem with A は「Aに関する問題」、wrong with A は「Aの調子が悪い、故障している」という意味ですが、それぞれ、problem, wrong の相手を【WITH】で表しているわけです。

We have a problem with parking in this area.
There is something wrong with my computer.

感情や行為の相手を表す【WITH】。単語によっては、それが原因や結果を表すことにもなります。

She was sick with the flu.
I can't do my homework with all this noise.
I am pleased with the quality and prices of the dress.

付帯状況のWITH

「〜と一緒に」といういう意味の【WITH】は、副詞句で「〜をしながら」や「〜の状態のままで」という意味になります。

いわゆる付帯状況のWITHと小難しい文法用語がついていますが、主語の動詞と「一緒に」動作や状態が進行する意味で理解すると、難しいことはありません。

We headed back home with the approach of sunset.
We headed back home as the sunset approached.
She was reading, with TV on.
She was reading, while TV is on.
She sleeps with the window open.
She sleeps while the window is open.
I said with a smile, "I'm fine."
I said smiling, "I'm fine."

この【WITH】の句は、AS, WHILE 節や、分詞に置き換える事ができます。

【WITH】の後の名詞は現在分詞や過去分詞を取る事があります。「〜した状態で」という意味で、WITH 分詞の主語 + 分詞 で表します。

I was doing the dishes with water 現在分詞running.
Water runs.
Sit down there with your mouth 過去分詞shut.
Your mouth is shut.

現在分詞か過去分詞か悩んだ時は、文を作ってみましょう。能動態なら現在分詞、受身系なら過去分詞です。分詞参照)

文の主語と分詞の主語が同じ場合は【WITH】を使いません。

She stayed at home, watching TV.
×She stayed at home with watching TV.

理由·対照を表すWITH

「〜な状態」を表す WITH は、文の内容によっては「〜な状態にも拘わらず」や「〜状態なので」といった意味になることがあります。 この用法の時は、ALL、EVEN などで内容を強調する事が多いです。

With all this noise going on, I cannot sleep at all.
Because of the noise I cannot sleep at all.
With her bad reputation, she found it hard to find a job.
Because of her bad reputation, she found it hard to find a job.

With all his faults, I still like him.
Despite his faults, I still like him.
Even with her good experience, she could not get a job.
Despite her good experience, she could not get a job.

この【WITH】の用法は、because や despite では表せない「〜という状態なのに(で)、〜を持っているのに(で)」というニュアンスが出せます。

ただし、【WITH】の核は「〜の状態で」という意味で、because や despite のようにハッキリと理由や対象を示しているわけではありません。あくまでも、主文との関係による点に注意して下さい。

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