A Hypothetical Condition - 仮定法
「休みがあれば、海に行きたいなぁ。」という時に使う表現は、条件法。
「休みがあれば、海に行くのになぁ。」という時に使う表現が、仮定法過去。
「休みがあったら、海にいったのになぁ。」という時に使う表現が、仮定法過去完了。
ちょっとわかりにくいですね。仮定法は、日本語で考えてから訳そうとすると難しく感じます。
仮定法と条件法の大きな違いは、たった1つ。
IF-節 の内容が、「実際とは異なる時」は仮定法。時々起こりうるなら、条件法。
「え?でも、主節は、【WILL】の過去形を使ってIF-節も過去形にして…」とややこしく考えてしまう方は、まずは【WOULD】の使い方 や、後悔の表現" をしっかり抑えましょう。
仮定法は、これらの助動詞表現が理解できていれば、全然難しくありません。
仮定法過去 - A Hypothetical Condition
現実とは異なる話をする時に使うのが仮定法。現在の事実とは異なるので、IF-節では過去形で言い、主節で願望を言うだけです。
IF-節 は単純過去(past), 主節 は 【WOULD + 原型動詞】 (意思表現·願望表現)
で表現します。
If I had a day off, I would go to the beach.
If I had time, I would study English
休日·時間は全く無いので【WOULD】で願望を叙述
If I have a day off, I will go to the beach.
If I have time, I will study English.
休日·時間が時々あるので未来表現 willで予定を叙述
When I have a day off, I go to the beach.
When I have time, I study English.
休日·時間がある時の過ごし方の叙述
「仮定法過去」と文法では呼びますが、現在の事について話しています。【WOULD】は 丁寧な意思表現·願望表現の助動詞です。
「宝くじが当ったらどうする?」という質問は、二通り考えられます。
宝くじを買っていない、もしくは低確率を認識している場合
A: What would you do if you won the lottery?
B: I would buy a house.
宝くじを買っていて、希望を持っている場合
A: What will you do if you win the lottery?
B: I will buy a house.
「宝くじが当ったら?」は、あまりにも確率の低い仮定の話。けれども、買っている以上「もしかしたら」がありますから、心境によって、条件法を使いたくなるかもしれません。
仮定法の主節は、【WOULD】が一般的ですが、確実性の度合いによって、【COULD】【MIGHT】 を使うこともあります。
If I had enough money, I could buy a house.
could = would be able to
If I had time, I might go the party.
時間があっても、パーティに行くかどうかは、選択肢の一つに過ぎない
If I had time, I would go to the party.
時間があれば、100%パーティ行く気持ちがある。
仮定法で、be-動詞 を使うときは、必ず were になります。ただし、口語では was が使われる事も多いです。
"If I were you," は提案する際によく使われる表現です。
If I were you, I would study harder.
If I were you, I won't tell him about it.
If she were here, she would say no.