単純時制 - The Simple Tense
未来形 - The Simple Future
未来形は、未来に起こりうる出来事・行為を表現する際に使います。
基本的に、be-動詞+going+to、または、助動詞のwill+動詞の原型を使います。
未来形 |
It is going to snow tomorrow. It will be snow tomorrow. I'm going to ask her about it. She will help me. The plane is about to take off. I shall be in Germany next month. You shall succeed to the company. She shall go now. |
---|
未来表現の多くは推測ですから、WILL以外の助動詞 SHOULD, MAY, MIGHT, COULD などで表されることが多いです(助動詞・確実性参照)。
近未来のスケジュールは現在形で表現する傾向があります。未来形で表現しても間違いではありませんが、頻度は現在形の方が多いです。
The train arrives at 10 p.m.
○ The train is going to arrive at 10 p.m.
計画・準備された近未来に起こる出来事は現在進行形を使います。特に、移動を表す動詞(go, come, move, leave, etc.) は、未来形を使うより現在進行形を使う傾向が強いです。
She is leaving New York tomorrow.
I'm having a party tonight.
BE GOING TO と WILL の違い
be-動詞+going+toは、未来の予測、および、未来の計画を、
Will+動詞の原型は未来の予測、および、意思を表現します。
It is going to snow tomorrow. 未来の予測
It will be snow tomorrow. 未来の予測
両者に意味の違いはありません
She is going to help me. 未来の計画
She will help me. 未来の意思
計画があるのか、予測しているのかの違い
WILL と BE GOING TO の違いは、GO の持つ「向かう」という語感を意識すると理解できるようになります(英語四方山話 WILL と BE GOING TO の違い- 未来の表現参照)。
BE ABOUT TO
be about to doは「まさに〜しようとしている」の意味で、差し迫った緊迫感を表現します。
He is about to leave the house.
Now I am about to finish the book.
時間的に差し迫った時だけでなく、気分的に「もうすぐ!」という時にも使います。
未来を表すSHALL
"shall" は文語調で、"I" や、"we" 以外は、まず使いません。
I shall return. will より強い意思・文語的
"Shall" が二人称や三人称で使われる場合は、話し手のとても強い意思や命令を意味し、極めて文語調です。日本語でいれば、侍言葉的とでも言いましょうか。
You shall succeed to the company.
= I believe that you will succeed to the company.
She shall go now. 文語的命令表現「下がってよろしい。」的意味
Shall we go now? 提案を示す
SHALLは、未来の話よりも提案を表す意味で使われることが多いです。