不完全他動詞（第五文型）—Intransitive Verbs
「その地図は役立つと知った」「彼女の笑顔のおかげで元気がでた」この日本語をすんなり英語にするのは難しいですね。
第一文型から第四文型の動詞は、言葉の順番さえ気をつければ、日本語の発想でも使えますが、第五文型になると英語独特の言い回し、発想を理解していないとなかなか使いこなせません。
第五文型は「SはOが〜であるのをVする」という形。日本語表現では色々な形に変わることが多いです。
まずは理解しやすい動詞から見てみましょう。CALLやNAMEは、第五文型をとる代表的な動詞です。
sThey vnamed otheir baby cHiroshi.
「彼らは名付けた⁄彼らの子を⁄ヒロシと」
sEverybody vcalls oher cMeg.
「皆は呼ぶ⁄彼女を⁄メグと」
sI vcalled oher.
「私は呼んだ（電話をかけた）⁄彼女を」
第五文型は「OをCにVする」という表現です。O=Cの関係が成り立ちます。補語には名詞や形容詞が使われます。
第五文型をとる動詞は下記のような物があります。
call, name, appoint, elect, make, drive, keep, leave, find, consider, etc.
sI vfound othe map cuseful.
「私は見つけた⁄その地図を⁄役立つと」
sI vfound othe map.
sHer smile vmakes ome chappy.
「彼女の笑顔は作る⁄私を⁄幸せに」→「彼女の笑顔は私を幸せにする」
sShe vdrove ome ccrazy.
「彼女動かす⁄私を⁄狂った状態に」→「彼女にはイライラする」
sShe vleft othe door copen for her children.
「彼女そのままにした⁄ドアを⁄開いた状態に」
sThe jacket vkept ome cwarm.
「そのジャケットは保った⁄私を⁄暖かく」
make me happyは「幸せな私」を作るところから「私を幸せにする」という意味になります。
drive someone crazy⁄insane⁄madはよく使われる表現です。良い意味で使われることはありません。
FINDやCONSIDERは第五文型をとりやすい動詞ですが、例えば THINK, BELIEVEは、THAT-節をとりやすい動詞です。
sI vfound ohim cinnocent.
sI vfound othat he is innocent.
「私は見つけた⁄彼を⁄無実と」
sI vconsidered ohim cinnocent.
sI vconsidered othat he is innocent.
「私は見なした⁄彼を⁄無実と」
sThey vthink othat he is innocent.
sThey vthink ohim cinnocent.
「彼らは思う⁄彼は無実と」
sThey vbelieve othat he is innocent.
sThey vbelieve ohim cinnocent.
「彼らは信じる⁄彼は無実と」
「OがCと見なす」という意味のCONSIDERは、TO-不定詞やTHAT-節をとったり、前置詞【AS】をとることもありますが、似た意味のREGARDは前置詞【AS】が必要で第五文型の形はとりません。
sI vconsider ohim can artist.
sI vconsider ohim as an artist.
sI vconsidered othat he is an artist.
「私は見なす⁄彼を⁄芸術家」
sI vregard ohim as an artist.
sI vregard ohim can artist.
sI vregard othat he is an artist.
英語の動詞に取りやすい文型がありますから「用法」の確認を忘れずに。
第五文型は「SがVする」だけではなく「SはOが〜であるのをVする」と対象物について言及する表現です。その先には「SはOが〜するのをVする」という表現があります。
「SはOが〜するのをVする」という表現には、TO-不定詞を使った表現や動詞の原形（不定詞）をとる使役動詞や知覚動詞があります。
