完全自動詞(第一文型)—Intransitive Verbs
間違いやすい動詞
日本語感覚からだと目的語をとると勘違いして使いがちな動詞や、自動詞と他動詞の形が似ていて間違えやすい動詞について見てみましょう。
REACH, APPROACH
GO, COME, RUN など移動を表す動詞は代表的な自動詞です。気をつけたいのが「到着する」という意味のREACH。これは目的語をとる他動詞です。
sThey vwill reach othe station by noon.
sThey vwill arrive at the station by noon.
REACHは 自動詞のARRIVEとの関係でよくテストに出ます。
「〜に近づく」という意味のAPPROACHも対象物がある時他動詞として使います。
sThey vapproached othe town first.
sThe company profits vhas approached oa million dollars.
LIEとLAY
自動詞のLIEと他動詞のLAYは、試験問題によく出るだけでなく、自分で使う頻度も高い動詞。混乱しやすいのでしっかり押さえて下さい。
sA cat vwas lying by the fire.
sThe village vlies on the coast.
sShe vlaid othe baby down on the bed.
sHe vlaid oa big map out on the floor.
LIEは過去形が他動詞のLAYの原形と一緒ですし、嘘をつくという意味のLIEとは変化が違うので試験問題には頻出です。いちど確認して起きましょう。
LIE lie-lay-lain
LAY lay-laid-laid
LIE(嘘をつく) lie-lied-lied
RISEとRAISE
LIEとLAY同様RISEとRAISEも自動詞と他動詞で混乱しやすい動詞です。
sThe sun vrises in the east.
sThe price of electricity vrose by 3%.
sWe vraised omoney for charity.
sMany students vraise otheir hand to answer.
「賛成の人は手を挙げて」と"raise your hand."を聞いていたら混乱することはなくなりました。また、ニュースでは「物価が…/ 失業者数が…」とRISEがよく登場します。
RISEは不規則変化、RAISE規則通りの変化です。
RISE lie-lay-lain
RAISE raise-raised-raised
その他
「大学を卒業する/ 成功を祈る」などは英語では自動詞になります。こうした動詞は前置詞と一緒に覚えてしまうと良いです。
sHe vgraduated from NYU last year.
「彼は卒業した⁄ NYUを⁄ 去年」
sI vhope for good weather.
「私は望む⁄ 良い天気を」
HOPEはTHAT節(名詞節つまり目的語)やTO不定詞(名詞的用法つまり目的語)を取るのですが、名詞の場合は前置詞【FOR】を必要とする曲者です。
しつこいようですが、自信がつくまで辞書で確認するようにしましょう。「使ってから確認」する方が「使う前に確認」するよりも頭に残りますよ。