程度を表す副詞 - Adverbs of Degree
VERY, SO, TOO
VERY, SO, TOO は、「とても」という意味の副詞。それぞれに持つニュアンスが違いますから、使い分けるようにしましょう。
VERY
VERY は、単純に「とても」という意味。口語では、pretty, quite なども良く使われます。
He is very good at Japanese.
He is pretty good at Japanese.
He wasn't very helpful.
He wasn't quite helpful.
VERY には、形容詞で「まさに」「全く同じ」といういう意味もあります。
I'll start at the very beginning.
He house was burned down before her very eyes.
全然違う意味のが二つあるように見えますが、元々、VERY は修飾される言葉を強調する単語。very good も、very beginning も、good、beginning を強調しているだけ。「とても」になるか「まさに」になるかは、日本語の都合です。
SO
SO は、「とても〜(なので結果として○○が起きる)」という意味。結果はTHAT節で表されます。
He is so good at Japanese that one might think he used to live in Japan.
He was so helpful that we finished our project on time.
口語では、殆んど VERY と同義で扱われますが、この用法を由としない人達も多いです。レポートやビジネス文書では避けたほうが無難です。
日常会話では、感情表現は、VERY よりもSO が使われる事が圧倒的に多いです。この場合、VERY よりもさらに強い印象があります。
It was so embarrassing!
I was so worried about you!
I have never seen so many people here!
TOO
TOO は、「〜しすぎる」という意味。VERY や SO にはない、否定的な意味を持っています。
Music in the store was too loud.
There are too many people in the city.
TOO は、to不定詞を取って、「〜しすぎて...できない」という意味になります。
She is too young to get married.
It's too good to be true.
時々、VERY や SO と同じように使う間違いを見受けますが、TOO は「過剰である」という意識を伝えるので、誤解を与えかねません。気をつけましょう。