初級レベル - Beginner Level
中学生程度の英語も自信がない、一語一句日本語訳しないと英語の意味がつかめない、英作文なんて夢の夢という方は、ある意味ラッキーです。無駄に机にかじりついて英語を勉強するのではなく、効率良く、読む力・書く力を身につけましょう。
効果的な英語学習法は英会話初心者向け1日20分の独学法で詳しく取り上げていますが、ここでも大まかな流れをお話します。
初級レベルでは、読む・書くよりも、音の教材を使って「聞く力」をつけるのが一番です。聞き取り練習をしながら、なーんとなく解ったよな解らないような表現を、「読む」「書く」の作業によって定着させると、効率が良いです。
読み物は、童話や児童書、日常会話など、短文で構成されているものを選びましょう。単純な文でも構造読み・頭読みをする事を忘れずに。「日本語訳」は参考程度に。自分でする必要はありません。
初級レベルで一番大切なのは、インプット 「聞く」「読む」を大量に行うこと。「頭に入れたもの」が少いとキチンと英語が出てきません。
1日3文程度の英文日記をつけると良いですよ。日記を書いたら、文法をチェックして書き直し。書き直しは面白い作業ではありませんが、これによって英語力の付き方が断然違ってきます。
以上の3点をしっかり身につけるよう心がけて下さい。
英文日記に慣れてきたら、冠詞と名詞の使い方、前置詞の選び方に注意しましょう。これらは、中々使いこなせない部分です。今は細かい事は気にせず、英文を読む時に注意を向けるようにしましょう。
いづれにしても、最初は、間違いなんて気にせず「書く」のが肝心です。
日本語から直訳するのではなく、言いたい事を単純に「誰が」「どのように」「どうした」「何を」「どこで」「いつ」と、まず日本語→日本語訳をしてから英語にしましょう。
また、「今日出会った表現」「文法」を意識して書くようにすると、「暗記」なんかよりずっと英語が定着します。