中級レベル 英語勉強法
「英文法はわかるけれど話せない」「多少の聞き取りは大丈夫だけれど、語彙がない、英文法がわからない。」と、中級レベルになると得意・不得意が分かれてきます。
- 自分の弱点を知り補強する
- 英語の構造をしっかり理解して英語のまま理解できるように努める
この2点が大切です。
英文法はわかるけれど、聞き取り・英会話は苦手という人は、「聞き取り教材」で英語の音に慣れましょう。
聞き取り教材は、初級レベルを選んだ方が楽ですが、基本的な文法が解っていればリスニング力はすぐに伸びますから、始めは大変でも中級レベルのリスニング教材に挑戦しましょう。
高校1年生ぐらいまでの文法を理解していれば、「ちょっと早くてわかりにくいな。」と思うぐらいのスピードでも大丈夫。基礎力があるので、耳が慣れれば、その後の理解度は加速的に増します。
英語の音に慣れてきたら、日本語と英語の音の違いを意識して発音練習に取り組むと、リスニング力がさらにUPします。
とにかく、今までの「文法中心、日本語訳中心」の勉強法から、「英語で理解し、英語で考え、英語で表現する」という勉強法に転換する必要があります。
自分で日本語に訳す必要はありません。教材の訳文を参考に、常に英語の構造を意識し、英語のまま理解するように努めましょう。
逆に、何となく英語は聞き取れるけれど、いまひとつはっきりつかめない方は、英語の構造を読む練習に取り組んで下さい。「聞き取り教材」でも、英字新聞等でも構いません。しっかり英語構造を読み取るクセをつけるのです。
おぼろげな英語は、英文法をしっかり身につけることで、くっきり明確に理解できるようになります。
また、聞き取り練習に慣れた方は、Repeating、Shadowingに重点を移しましょう。
発話する事で、英文法が発信用に変わります。Dictationの練習をすると、自分の弱点が見えやすく、補強に役立ちますよ。
中級辺りから、受身の勉強法だけでは、伸び悩むようになります。「ある程度の会話はできるけど、その先が…。」という状態になるのです。伸び悩み打開教材ページで、あまたある教材の中から、効果的な練習を取りれている教材をピックアップしています。練習法などを参考にするだけでも、力の付き方が変ってきます。
伸び悩み始めたら、絶対に「英語で表現する」機会を作る必要があります。英会話スクールや、オンライン英会話などを利用し「話す」機会を作ったり、英文日記をつけたりするようにして、「英語で表現する」事に慣れるようにしましょう。
スペース・アルク 診断テスト |
リスニング、単語、イディオムのレベル診断。単語・熟語のレベルに比べて、リスニングは少し簡単です。 |
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4者択一式で、問題数は全部で10問の簡単なレベルテスト。初級・中級・上級とあり、リスニングもあります。 |
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