英語テスト対策 勉強法
英語を学ぶ最大の理由は試験対策でしょう。
正直、試験のために勉強するくらいなら、"リスニング" や"スピーキング" 練習した方がずっ効率的ですが、背に腹は代えられぬ事情があるのも事実。
それに、英語が話せてもテストはダメな人達は沢山います。
私自身の経験で言うと、英語があまり話せないけれど試験勉強してTOEIC(R)550点、ニューヨークに来て多少英語は話せるようになった3ヵ月後に、ぶっつけ本番で受けたら600点ちょっと。試験勉強は必要と実感じた事あります。
なんにしても、受験までに1、2年ある方は、試験勉強は捨てて「英語を英語で学ぶ」訓練をしましょう。山のようにある単語や熟語、英文法は「暗記」しようとするより「慣れた」方が覚えやすいです。慣れるためには、舌、目、手をフル活用して覚えていくのが効果的です。
例えば可算名詞・不可算名詞は、ただ使い方を暗記するより、文やイメージと共に覚えていくと、自然と覚えられ、例えば、cloth, cloths, clothes, clothing, clotheと単語をイチイチ覚え、日本語にはない概念を無理やり作るよりも効果的です。可算・不可算名詞参照
試験対策は、基礎力があれば、極端な話3ヶ月から半年もあれば充分にできます。
では、試験まで3ヶ月から半年ぐらいしかない人はどうするか。
残念ながら、「英語に慣れる」勉強法は、効果が現れるまで少し時間がかかります。即効性のある、暗記型勉強は欠かせません。
英語で話せる私ですが、テストの穴埋め問題や間違い探しを時間内にこなすのは、とても難しく感じます。試験の傾向と対策は必ず練りましょう。
ただし、テスト勉強でも、日本語訳はできるだけせず、英語の構造読みを取り入れて下さい。構造読みのクセが付いてくると、文章読解が楽になります。
英単語や英熟語は、英文の音読を半分ぐらい取り入れると良いです。熟語で圧倒的に多い、前置詞は、感覚が分かってくると的中率が上がりますから、100個の英熟語を丸暗記するより、音読する方が効率良いです。
個人的経験から言って、睡眠学習も潜在意識に働きかけて意外と効果があります。できれば、起きている時にも意識的に聞く、話すの練習も取り入れると、効果はもっとあがるでしょう。
以上、英語の構造読みと英文の音読を取り入れながら英語のテスト対策を練ると、英語力をつけながら、試験準備ができるようになります。