音読 - Oral Reading
音読の練習も、シャドウイング同様、英語のリズム慣れる働きがあります。また文章を声に出して読むことにより、英語の構造や綴りがしっかり身につく効果もあります。
ただし、しっかり英語の発音練習を済ませた後でないと、逆に変なクセをつけてしまう事になりますから、順番を間違えないように気をつけて下さい。
音読練習は、最初は音のお手本のある英文を使いましょう。まず音を聞きながら黙読をします。この時、音の強弱と英語の綴りに気をつけながら読みます。
また、わからない単語・熟語等は先に調べて、全体の意味を把握しておきます。こうする事で、読む時に内容をイメージしながら読めるようになります。
音読は、早くする必要はありません。英語の発音、特に母音の強勢に気をつけながら、リズム良く読むように心がけましょう。
一度に大量の文章を読む必要はありません。
まずは少しづつ、一文・一段落等、聞いた音を覚えられる範囲で行います。だんだん練習に慣れるにしたがって、長い文章に挑戦するようにしましょう。
読みながらちょっと発音が怪しいな?というところは、必ず音を聞き直して繰り返し練習しましょう。
キチンと読めないという事は、綴りをしっかり理解していなかったり、文の意味をしっかり把握してないからです。
そうした部分を曖昧にせず、しっかり理解すると、音読練習がとても意味深くなります。
だんだん慣れてきたら、感情を入れて読む等、「言葉らしく」するように心がけていきましょう。そうすると、文字が意味を持って頭に記憶されますし、英語が「言葉」として定着するようになります。