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A?THE? - 冠詞

日本語には冠詞や名詞の可算・不可算がないので、この英語感覚を身に付けるのはとても至難の業です。

けれども、冠詞が滅茶苦茶だと、文の意味が大きく変ることもあり、英語母語の人達は混乱します。

"the"は書き手も読み手もどちらも周知の事実である時に使います。
それ以外は、可算なら"a"か複数不可算ならそのままの名詞を使います。

日本映画の英語タイトルを見ていると、この、冠詞の使い方に疑問を持つ事があります。もちろん、タイトルですから、定冠詞か否かは、正解・不正解というより、感覚的な事なのですが。

例えば、「侍の一生」というタイトルを英語にするとすると、下記のようになります。Samurai の複数形は、そのまま、Samurai です。

まず、Life of … という最初の表現3つを見てみましょう。

Life of Samurai という表現は、「侍達の一生」という感じで、色々な侍の人生に焦点を当てつつ、侍の人生全般を綴った話のように受け取れます。

Life of a Samurai になると、「ある侍の一生」という意味で、独りの侍に焦点をあてたような話向きです。淡々として目立たない侍の人生や日常を綴った話にはぴったりです。

Life of the Samurai は、「その侍の一生」という意味。侍の代名詞になるような人の話か、もしくは、侍全般の人生の話という感じでもないと、"the Samurai" の説明がつきません。

The Life of the Samurai という表現は、「人生」も「侍」も両方とも"the" で決めきっていて、逆に「どの侍のどの人生?」と聞きたくなります。

The Life of Samurai や、Samurai's Life は、「侍独特の生き様全般を表現したような話」というニュアンスが受け取れます。

「七人の侍」が、"Seven Samurai" と "the" が付いていないのは、この七人が「その」ではなく「ある七人の侍」というニュアンスの方が話しにあっているからです。この様に、話の内容によって、定冠詞があったほうが良い、良くないという事が出てくるわけです。

"the" があったら、「その○○」、a や 冠詞のない複数形の時は、「ある○○」と意識しながら、英語を聞いたり、書いたりすると、感覚が少しづつ身につきます。冠詞の役割 参照

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