弱い音
弱い「あ」の音
２音節以上ある英単語には、「強調する音（アクセント）」と弱く発音する音があります。この弱く発音する母音が
schwaと呼ばれる音です。
「あ」に聞こえる音の一つですが、口をあまり開けずに曖昧に発音するため「曖昧な音」と表現されることもあります。
「強い音をキチンとハッキリ発音」しないとこの音は上手く発音できません。逆に、強調する音（アクセント）をしっかり発音していると、自然とできる発音です。
例えば 【JAPAN】。Ja・panと後ろの【a】を
と強調しますが、その前の音の【Ja】までしっかで発音したら、口が疲れてしまいます。
【JAPAN】を同じ「あ」で発音している場合、の音ができていないというより、【PAN】をしっかり発音できていないと思った方がよいです。
太字は強調、下線はschwa音です。
about, banana, lemon, character, continue
英語はとてもリズミカルな言葉です。強い音はしっかりと強く、それ以外の音は弱く曖昧に。そのメリハリをつけることで、通じる英語に近づきます。
通常２音節以上の単語に表れるschwaですが、a(an)や、theの冠詞や、you、have, do など、特に文中で強調して言わない時は、で発音されます。
弱い「い」の音
me, she, heなどは文中で強調しない時は
ではなく、口を大きく開けずに「い」という
の音になります。
と 
の中間の音を弱くした感じです。
この音は、三人称単数や複数形の【-(e)s】や過去形の【-(e)d】の時にも表れます。
