アルク 1000時間 ヒアリングマラソン
「英語の上達には沢山英語を聞くのが一番。だから1000時間 ヒアリングマラソン」という人がいますが、これは間違いです。確かに、「沢山聞く」事は、英語学習においてとても大切で、「英語回路」を作る為に必須です。
ただし、1000時間ヒアリングマラソンで扱っているのは、こうした「回路」を作るレベルではありません。ですから、今までコマメな英語学習をした事無い方が、この英語教材で最初の一歩を踏みだすと、大抵挫折します。
実力をつける最初の一歩は、旅行会話レベルを目指すヒアリングマラソン・ベーシック Kikuzoや、文法力・表現力を会話力に変えるヒアリングマラソン中級コースから始めた方が良いです。
1000時間ヒアリングマラソンは、英語の基礎力があり、既に英語学習をしてきた方の、次へのステップアップの英語教材なのですね。
1000時間 ヒアリングマラソンが向いている英語学習者は、
- 本気で英語を身につけたい方
- 英語学習をし続けてきている方
- 英語の基礎力がある方
これら全てに当てはまる方です。
1000時間ヒアリングマラソンは多彩なジャンルを扱った英語教材ですから、本気で英語を身につけたい方にはピッタリです。
主な学習法は「多聴」と「精聴」の組み合わせ。
「多聴」は3ラウンド・システムの要領で、要点を意識して概略から段階的に多くを聞き取る練習。
「精聴」ではディクテーションを取り入れ、内容をすべて正確に理解することを目指します。
ただ聞くだけなら、英会話教材を購入する意味はありませんが、1000時間ヒアリングマラソンでは、聞き取りのポイントをCDナレーションや誌面で案内しながら、英語学習を効果的・効率的に進めることを可能にします。
1日3時間、週5日平均で、一年間に1000時間1000時間 ヒアリングマラソン聞くことを目標に英語をとにかく聞きまくります。その情報量・コーナーの数は半端ではありません。
生半可な気持ちでは取り組めない英語教材と言ってよいでしょう。理由は単純で、1日3時間勉強するのは容易ではないからです。
仕事で必要とか留学するとか、英語が必要な環境下であるといった、「英語を身につける」必要性、渇望がないと、時間のやりくりをして勉強したり、短い時間で集中して勉強するのは難しいのです。
また、いくら目標があって、意欲があっても、今まで英語学習をしたことがない方に、いきなり1日3時間は大変です。学習の進め方が受講生の自由になっていますから、英語学習習慣がないと躓きの原因になります。
1000時間 ヒアリングマラソンを走り続けるには、最初の一ヶ月目で学習ペース作りをする事です。この期間は、1日3時間のペースを作りを重点に学習を進め、テキスト内容の達成度は二の次ぐらいの気持ちで。
メリハリをつけて学習する事も大切です。内容量が膨大ですから、全ての内容を均等に行うのではなく、集中してこなす項目、軽く聞く程度にする項目と自分に合った形にカスタマイズすると良いでしょう。
少し自信のない方は、まずは、ヒアリングマラソンの副教材、ENGLISH JOURNALから始めるのも一つの手です。
ENGLISH JOURNALは、副教材とは言え、コレだけでも充分英語教材になる情報量満載のCD付き学習情報誌です。しかも、記事の内容は「学習用」なんて半端なものではありません。政界・財界の著名人・記者のインタビューやニュースという固めのものから、映画スターのインタビューと多種多様な内容で、立派に雑誌としても面白い内容です。
レベル的には、アルク 1000時間 ヒアリングマラソンと変わりませんが、いきなり通信講座に挑戦するよりも、まずウォーミングUPしてみるのが良いですね。
サイト上で中身体験できます。
アルク 1000時間 ヒアリングマラソン
「うーん、自分には難しそうだな」と思った方も、中身体験のプレ号・英語のリズムの特徴やコースガイドの多聴・精聴の学習法は、英会話学習にとても役立ちますから、ぜひ一読を。