英会話スクール活用法
先生に、"How are you?" と言われて、"I'm fine." か "I'm tired." しか答えず、高い授業料払って、ついでにCD教材まで買って練習したのに、実際話すチャンスは、この低落。
ニューヨークに来てから、「英会話教室通っていた意味ない!」と思ったものです。誤解しないで頂きたいのですが、英会話教室の意味がないのではなく、私の英会話教室の使い方に意味がなかったのです。
英会話学校に通えば英語が話せるようにはなりません。普段から英語のリスニングや音読練習をした上で英会話教室を利用しない限り、一週間に一度や二度、一時間程度英会話をしても簡単に話せるようにはならないのです。
逆に、英語のリスニングや音読練習をキチンとしていれば、英会話学校に通わなくても英語はできるようになります。ただし、独学には独学の危険性があります。人間、それ程自分に厳しくなれませんから、ついつい楽な方に走ってみたり、自己満足で終わったり。
子供は何かを伝えたいから言葉を覚えます。英語だって同じ事。いくら独学をしても、伝える相手がいなければ、きれいな発音も正しい英語も、結局意味ありません。
英会話学校を効率良く利用するには、中級レベル〜中上級レベル以上から通うようにする事です。
英語初級者に必要なのは、聞く練習。コレを欠いては、英会話教室でいくら話しても、効率良くありません。ある程度聞き取り能力を身につけてから英会話教室は利用すべきなのです。
英会話教室に通い始めたら、クラスで沢山話す事。「話したい事」を持って通うこと。ドラマの話、映画の話、今週おきた面白い出来事、なんでもいいのです。「英語を話したい。」から「英語で話したい。」への気持ちの転換を図ることです。
「話したいのに上手く言えない。」は、英語上達のエネルギー。そうしたエネルギーをくれる事、その場で色々話が出来る事は、英会話学校のメリットです。英語で話す機会が少ないのなら、一週間に一、二度のチャンスを作る必要です。